「ほーれほーれ」
『（たしっ、たしっ）』

　マヤさんがねことじゃれ合っています。彼（？）のボディのドーナツは何なのか非常に謎ですが、ねこは狭いところに入りたがる習性があるので、きっと嵌っていた方が落ち着くんでしょう。


「うりゃ！うりゃ！」
『にゃあ！にゃあ！』

　すっかりねこに夢中なご様子。べ、別に羨ましくなんかないんだからねっ！？　ただちょっと一緒にコーヒー飲みたかっただけなんだからっ！

　ところで。本日のマヤさんはセイバーさんの衣装、絶対領域装備。すなわち、ミニスカートでございます。
　ふと旺盛な知的好奇心が泉のごとく湧いてしまった私は、ちょっと後ろに回り込まざるを得ませんでした。が。


『やめときな、坊や』
　……！？　いつの間に……！！


「はー、面白かった！　疲れたし寝よっと。おやすみー」
　（；´Д｀）＜（ぬお、何もしないうちにマヤさんが寝てしまう！　ここはおいらもねこになってじゃれてもらおう！　そしてあわよくば……）
　（；´Д｀）＜にゃ、にゃーん♪
「……は？」
　（；´゜Д゜｀）＜にゃーん！
「……。」
　（；´゜Д゜｀）＜にゃ……、
「……。（じとー）」
　（；´゜ж゜｀）＜うっ……。
「さっきパンツ見ようとしたでしょ。今日はおあずけよ。じゃあね」
　（_´；Д；｀）＜ばれてーら……。