人の形をしたものをこっそりなでなでするブログ。
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さら、さら、さら。
ブーツのつま先が、乾いた落ち葉をもてあそぶ。
さら、さら、さら。
だんだん、金色に近づく景色。待ち人はまだ来ない。
さら、さら、さら。
ざあっ。
突然、強い風が吹く。音と寒さに肩をすくめながら、空を見上げる。
まるで示し合わせたかのように、一斉に葉が舞う。突然飛び立つ雁の群れのように。
黄色い葉っぱは風に乗って、くるくると踊る。刹那のショー。そこかしこで地面に刺さるように落ちる、とっ、とっ、とっ。
やがて全ての葉が落ち、静けさが戻った。
また少し、日が傾いた。今夜もきっと冷え込むんだろう。
ごめん、お待たせ。
「もう、遅いぞっ」
「帰っちゃおうかと思ったんだから。当然、奢りよね♪」
うう、それで許して頂けるなら…
「よろしい。行こっ」
いつもより白く見える手を取ると、想像以上に冷えていた。じん、じん、じん。
ポケットの中でつないだ手。この熱を、少しでも彼女に分け与えたい。
そんな思考は、突然首筋に突っ込まれたもう片方の手で中断されたのだった。
赤い奔流。
まっかなほっぺたの、きみとぼく。
とゆーわけで、ここまでお読み頂きありがとうございます。お疲れ様でしたー。
何でしょう、このラノベみたいな文章は。きっと後で見返して黒歴史入りするに違いありません。お酒でも飲んであったまって、忘れちゃいましょう。うへへ~いヽ(*´▽`*)ノ
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プロフィール
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レンフル
性別:
非公開
自己紹介:
最初はアゾンの「マヤ」を撮影しましたが、50cmドール「はるか」のメイクをしてからというもの、休日のたびに各地を回って写真撮影する日々。ドールは好きなように楽しんでいいんだ。おいでよドール沼。